ヒアルロン酸治療は、適切な製剤選択と注入技術のもとで行えば、
比較的安全性の高い治療とされています。
一方で、医療行為である以上、一定のリスクや副反応が存在することも事実です。
当院では、
「治療して終わり」ではなく、
治療後も含めて医師が責任を持ち続ける医療
を大切にしています。
このページでは、
ヒアルロン酸治療を安心して受けていただくための
当院の安全管理体制・緊急時対応・記録管理についてご説明します。
ヒアルロン酸治療は、
注入する部位
使用する製剤
注入量
注入層
によって、結果もリスクも大きく変わります。
また、副反応の中には治療直後ではなく、時間が経ってから起こるものもあります。
そのため当院では、
「施術中の安全」だけでなく、
施術後に何かあったときに、すぐ相談できる体制があること
を非常に重要と考えています。
当院でヒアルロン酸治療を受けられた方には、
あらかじめ登録されたお電話番号からのご連絡に限り、
診療時間以外の緊急時24時間いつでも医師へつながる専用連絡先をお伝えしています。
診療時間外の夜間・休日を含め、時間帯を問いません
治療当日だけでなく、治療後数日までのご相談も可能です
「緊急かわからない」「受診すべきか迷う」といった段階でもご連絡いただけます
ヒアルロン酸治療を行った医師(副院長)が、
責任をもって直接対応する体制を整えています。
当院は、いわゆる激安のヒアルロン酸治療を提供するクリニックではありませんが、
その分、
治療後まで含めて責任をとれる体制であることを大切にしています。
ヒアルロン酸治療では、非常に稀ではありますが、
注入されたヒアルロン酸が血管内に入る、または血管を圧迫することで、
皮膚障害、視力障害、まれに脳血管障害などを引き起こす血管塞栓が報告されています。
血管塞栓は、
治療中〜治療後数時間〜数日以内に発症することが多いとされています。
このため、
異変を感じた際にすぐ医師へ連絡できる体制が極めて重要です。
当院では
血管走行を考慮した注入法
リスクの高い部位への慎重なアプローチ
ヒアルロン酸分解酵素(ヒアルロニダーゼ)の常備
により、安全性の確保に最大限配慮しています。
ヒアルロン酸治療では、
治療直後ではなく数か月〜1年程度経過してから、しこり・腫れ・赤み・違和感などが生じる
遅発性結節が報告されています(頻度は約0.5〜1%)。
これは、
歯科治療、感染症、アレルギー反応(花粉症など)、ワクチン接種などをきっかけに、
体の免疫反応が活性化することで起こると考えられています。
多くの場合は、
内服治療
注射治療
必要に応じたヒアルロン酸分解酵素(ヒアルロニダーゼ)の使用
により改善が可能です。
治療から時間が経っている場合でも、
「関係ないと思っていた」「今さら相談してよいかわからない」
と迷わず、必ずクリニックにご連絡ください。
当院では、重大な有害事象に備えて
ヒアルロン酸分解酵素(ヒアルロニダーゼ)を常備しています。
緊急時や、必要と判断した場合には、
医師の判断で使用することがあります。
なお、ヒアルロニダーゼにもアレルギー反応の報告があるため、
蜂刺症などでアナフィラキシーを起こした既往のある方は、事前に必ずお知らせください。
当院では、ヒアルロン酸治療を
専用カルテで厳密に管理しています。
使用したヒアルロン酸製剤の種類
製剤のロット番号
注入部位
注入量
これらをすべて記録し、治療履歴として保管しています。
また、患者さんご自身にも、
使用したヒアルロン酸製剤が分かるカードをお渡しし、
お持ち帰りいただいています。
これにより、
将来の追加治療や修正治療
他院を受診される場合
歯科治療や手術など、他の医療行為を受ける際
にも、どの製剤が・どこに・どれだけ使用されたかを正確に把握することが可能です。
これは、遅発性結節など
時間が経ってから起こりうる副反応への対応においても非常に重要な要素です。
ヒアルロン酸治療は、
「若返るための治療」である前に、
安全であることが最優先される医療行為です。
当院では、
過剰な若返りを目指さない
無理のない治療計画
治療後まで含めた責任体制
を大切にしています。
ご不安な点や、
「これは相談してよいのかわからない」と感じることがあれば、
どうぞ遠慮なくご連絡ください。
治療を受けていただいたその後まで、責任をもって対応する。
それが、当院のヒアルロン酸治療に対する考え方です。