エンビロンとは
エンビロンは南アフリカで生まれたスキンケアです。
紫外線の強い南アフリカでは、若年でも皮膚がんで命を落とす方が多く、それに胸を痛めた
世界的形成外科医のDr.フェルナンデスが、なんとかしたいと自宅のキッチンで開発されたのが
ビタミンAのクリームです。
最初はあくまで紫外線による皮膚がん予防からスタートしたのです。
患者さんがクリームを使ううちに、紫外線の害から肌が守られるだけでなく
どんどん若返っていくのを見て、エイジングケアにも使えるのでは・・・となり、
今に至っています。
そんな経緯で開発されたエンビロン。
なぜエンビロンである必要があるのか?
その理解には、まずはAケアの大切な3つのポイントを押さえましょう。
ポイント①:使用するビタミンAを選ぶ
ビタミンAであれば何でも良いか、というと実はそうではありません。
ビタミンAには様々な種類があり、浸透性や安定性・刺激性が異なります。
ビタミンAによるスキンケアというと、レチノイン酸(トレチノイン)を使う
ケア(塗り薬でシミを取るなど)が有名ですが、非常に刺激が強く、
細胞内毒性・光線過敏性の要素があるために、
ホームケアのベースとなるような長期間の使用はおすすめできません。
ビタミンAの中でも、「パルミチン酸レチノール」と「酢酸レチノール」は
高い浸透性や安定性、刺激が少ないという特徴から、スキンケアとして
まずは活用したいビタミンAです。細胞のDNAに作用するのはレチノイン酸ですが、
安定性の高いビタミンA(パルミチン酸レチノールや酢酸レチノール)も肌の中で
レチノイン酸に変化して、最終的にはDNAに作用します。
ポイント②:ビタミンAと抗酸化ビタミンを併用する
抗酸化ビタミンである、「ビタミンC」や「ビタミンE」「ベータカロテン」などと
ビタミンAを併用することにより、ビタミンAとの相乗効果が期待できます。
ビタミンは非常にデリケートで壊れやすい物ですが、これらのビタミンはお互いに助け合って
リサイクルしたり、ビタミンAの働きを脇から支える役割をはたしています。
ポイント③:ビタミンAをステップアップしていく
効果的にビタミンAを入れていくために、まずはマイルドなビタミンAから始め、
慣れてきたら徐々に濃度を上げる・より浸透性の高いビタミンAを使用していくという
ステップアップが必要です。このステップアップにはかなり個人差があり、
トラブルを生じることもあるので、Aケアについて熟知した信頼できるクリニックや
カウンセラーと相談しながら進めることが大変重要です。
Aケアのポイント上記3点を満たしている
スキンケアが現状エンビロンのみになります。